自己効力感の向上を目指した目標のスモールステップ化に関する試み-A大学女子ソフトボール選手を対象として-
日本体育学会第69回大会、徳島大学
本研究はA大学女子ソフトボール選手45名を対象とし、2回のワークにより目標のスモールステップ化を図って探索的に効果を検討することとした。その結果、1回目に記載された目標を達成するための「具体的な内容」の平均個数は3.3±1.5個であったが、2回目は7.8±1.7個に増加した。上記の結果から、他者の観点と数値目標の設定によりスモールステップ化を行うことは、成功体験の蓄積に繋がる具体的なプロセスを明確にする可能性を示した。