情報コミュニケーション・テクノロジーの発達によって、企業の情報開示は変化した。Webを利用した情報発信は、①即時性、②拡散性、③不可逆性、④責任所在の曖昧性の特性を持つ。企業のWebでの情報開示はこの特性を生かし、定期的で静的な一方的な報告から、リアルタイムで継続的・動的で相互的な報告へと変化した。しかしWebを利用した情報開示は、企業及びユーザーの倫理に基づいた正確なデータが不可欠である。これに反した事例として、EDINETで発生したテラメント事件を取り上げ、IRとEDINETの特長の分類と信用保証対策