組織論からのアプローチによる小規模株式会社の特性に関する一考察(国内学会発表)
日本経営会計学会第13回全国大会
企業組織はオープンシステムであり、経営に影響を与える要素の一つはステークホルダーである。したがって、ステークホルダーから受ける何らかの要因によって限定された合理性が補われる可能性も考えられる。本研究は、小規模株式会社の合理性の限界を補う要素について提示をするために、小規模株式会社の特性を明らかにすることを目的とする。そのために、小規模株式会社の組織の境界の決定を試みる。その境界によって区別される組織内部と外部環境から、小規模株式会社の特性を提示する。