保護者から学校へのクレームの構造化に関する研究
今回、学校に対するクレームに着目し、これまでの状況などを調査し、今後のあり方について考察した。学校におけるクレームを産業事故予防において用いられる「ハインリッヒの法則」に当てはめた。「質問」「相談」の段階で適切に関わることで、感情の爆発である「クレーム」に至らないことが多い。その為には「質問」「相談」を学校(教員)が幅広く受け取ることができる環境作りが大切になると思われる。
帝京平成大学児童学科研究論集