小一プロブレムが起こりくい授業方法の工夫～小学校一年生の生活科における「公園あそび」を題材にして～

小一プロブレムには様々な要素が関係している。この授業の特色は、近隣の公園での生き物の観察・自然体験と教室内での調べ学習・創作活動とを結びつけたという点にある。さまざまな体験活動・創作活動を通じて、学ぶ意欲や創意工夫など、これから学習を進めていく上で必要となる学びの基礎を養うことができていたと言える。また、学校外での体験を深めるような学習を教室で行うことが、小学校での学習に子ども

独立行政法人国立青少年教育振興機構 『国立青少年教育振興機構研究紀要　青少年教育フォーラム　第10号』