本研究は,Information and Communication Technology(ICT)が医療情報交換に及ぼす役割と現状について調査し検討した.
厚生労働省が行っている遠隔医療システムの現状を調査した.対象はICTによる遠隔画像診断管理施設の指定を受けた医療機関とした.
2005年から2017年までに20163件がICTを用いた遠隔画像診断を行った.医療機関の科目別として内科での利用が最も多かった.
今後は地域医療や介護に携わる柔道整復師が積極的にICTを活用していくことが望ましいと考えた.