運動負荷による膝蓋下脂肪体の血流変化 ~超音波ドップラー法を用いた評価~
日本臨床スポーツ医学会誌25(4)
膝蓋下脂肪体のDSはOSDの炎症反応などを反映すると考えられているが、今回の結果から運動負荷によって血流が増加するため、撮像のタイミングによってOSDの超音波所見が変化する可能性が示された。運動負荷量や時間経過での変化は今回の結果では明らかにはならないが、膝蓋下脂肪体のDSを評価する際は、撮像のタイミングや身体状態も考慮して評価する必要があると考えられる。