脳弓下器官から正中視索前核へ投射するグルタミン酸作動性神経による飲水行動の誘起
脳弓下器官から正中視索前核へ投射するグルタミン酸作動性神経が、アンギオテンシンⅡにより誘発される引水行動に関与しているか否かを薬理学的に検討した。結果よりグルタミン酸作動性神経はNMDAおよびAMPA/KA受容体機構を介して関与していることを見出している。(実験の大部分とデータの処理・解析および全体の取りまとめを担当した)牛込彰彦、丹原加菜子、林泰資、田中淳一
医学と生物学, Vol. 151, No. 10, pp. 338-342