「中学校・高等学校における住まいの教育に関する研究-家庭科教師の意識と授業実践を中心として-」
全国の中学校及び高等学校の家庭科教師を対象に行った質問紙調査の分析を行い、家庭科教育における住まいの学習が置かれている現状を教える側の視点から把握し、教師の特性を分析した上でその実態や問題点を検討した。その上で、住まいの教育の現状と今後の方向性を考察した。本研究の調査から、教師の意識の向上の重要性がわかり、また教科内外の枠の弾力化が授業内容充実をはかることができると考えられた。
東京学芸大学紀要 総合教育科学系 第57集