これまでの小学校での献立作りの授業実践としては、献立を作って発表したものや、作った献立からおかずのみを実際に調理実習で作ったもの、自宅で調理をして家族に感想を求めるもの、などが挙げられた。しかし、これらの献立作りは、児童自身が個人で食すために作ったものが多く、また、一つの献立の中で和食、洋食とメニューが混在したものも見られ、献立全体の統一性やテーマを考えるという観点で行った授業実践例は少ない。そこで本研究では、栄養士と連携した給食の献立作りの授業を行うことで、児童が「栄養バランスを考え、さらにテーマを持っ