領域別看護学実習を控えた看護学生の不安の関連要因
第40回日本看護科学学会学術集会
本研究は,領域別看護学実習の不安への関連要因を明らかにすることを目的とした.本研究の有効回答は,311名(66.2%)であった.施設間の有意差は,見られなかった.重回帰分析のステップワイズ法の自由度調整済み決定係数は,0.31であった.領域別看護学実習不安を高めることに最も関連している変数は,対人恐怖心性であった.次いで,「私は,基礎看護学実習を経験し,自信がついたと感じていない」であった.