市民社会と立憲主義
「第11章 貨幣と社会性─E・レヴィナスにおける犠牲の論理—」では、レヴィナスの貨幣論に見られる社会哲学を考察する。贈与と交換という、2つの次元が交錯する地点でレヴィナスの「社会」が成立することを、レヴィナス最後期のテキストを中心に明らかにする。
法政大学出版局