その他の研究業績等

基本情報

氏名 東郷 好美
氏名(カナ) トウゴウ コノミ
氏名(英語) Konomi Togo
所属 健康メディカル学部 医療科学科 臨床工学コース
職名 准教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

血液浄化器の生体適合性のin vitro評価 シンポジウム

単著・共著の別

その他(発表学会等)

発行又は発表の年月

202205

発表学会等の名称

日本医工学治療学会第38回学術大会(愛媛県松山市・大和屋旅館)

概要

1960年代から現在まで多くの血液浄化器が開発され、その溶質除去性能や透水性能、そして、生体適合性に関する検討が行われてきた。血液浄化器の溶質除去性能および透水性能の評価については、日本透析医学会による血液浄化器の性能評価2012が基準として存在するが、生体適合性の評価方法は定まっていない。そのため、in vitroにおける血液浄化器の生体適合性の評価方法に焦点を当て、その利点と短所について検討した。
in vitroにおいて血液浄化器の生体適合性の評価を行う場合、①どのモジュールを用い、②どの溶液で検討するか決定する必要がある。まず、①どのモジュールを用いるかについては、市販されている血液浄化器、または、市販されている血液浄化器を小型化したミニモジュールを用いた検討が多く行われている。次に、②どの溶液で検討するかについては、生体適合性の評価には全血を用いることが多く、ヒト血または動物血が用いられている。
in vitroで血液浄化器の生体適合性の評価を行う場合には、それぞれの方法の利点と短所を考慮して検討を行う必要がある。