(査読無)運動制限のある学生を対象とした大学体育授業の効果‐身体感覚,感情を指標として‐
障害・傷害を持っている学生は,日常生活において制限される場面が多々あり,運動に対する感覚や感情の鈍化が懸念される.そこで本研究では,運動制限のある学生を対象とした大学体育授業を実施し,その内1回の授業を取り上げ,授業における一過性運動が身体感覚および感情にどのような影響を及ぼすのか検討することを目的とした.その結果,授業時間前後において身体知覚を有意に増加させることや,快感情を
國學院大學 スポーツ・身体文化研究室紀要 第41巻