【査読付】柴原健太郎, 玉城耕二, 本郷由貴, 園部豊, 西條修光. テニスでのプレー中の思考がパフォーマンスに及ぼす影響―全身選択反応時間と予測の正確性について―
テニスの競技場面でUEの発生と関わりが深い「考えながら」のプレーに着目し,プレー中の思考が全身選択反応時間やコース予測の正確性といったパフォーマンスにどのような影響を及ぼすかについて,二重課題法を用いて検討した.その結果,計算課題のような思考性の大きな負荷が加わると主課題に対する難易度が高まり,全身選択反応時間の遅延がみられた.
テニスの科学 25: 29-38