(査読無)大学男子柔道選手の短期間の減量に関する実態調査
本研究では,男子柔道選手の減量の実態を把握することと併せ,短期間の減量が心身へどの程度影響を及ぼしているのかについて明らかにすることを目的とした.その結果,対象者の半数が減量を行っていること,階級が下がるにつれ実施者が多くなること,2週間以内で3-9%程度の減量であること,8割の選手が心理的負担を感じていること,成長期において減量指導を受けた経験が少ないことが明らかとなった.
講道館柔道科学研究会 第15巻