(査読付)Well-Beingへの気づきと運動行動の変容ステージとの関連について
これまで主観的健康観を見る指標として,否定的な側面を評価し,その得点が低値であれば健康という見方がされてきた.そこで本研究では,大学生における健康の肯定的側面であるWell-Beingへの気づきと運動行動の変容ステージとの関連について検討することを目的とした.その結果,気づきが高い群において,変容ステージが後期であることが明らかとなり,健康の肯定的側面を評価する意義が示された.
日本体育大学紀要 第41巻