(査読無)レジスタンス・トレーニングにおける認知的方略が,身体感覚,感情,自己効力感に与える影響
本研究では,4週間にわたるレジスタンス・トレーニングにおいて運動中どこに意識を向けるかという認知的方略が,身体感覚,感情,自己効力感にどのような影響を及ぼすのか検討することを目的とした.その結果,トレーニング部位に注意を向ける群において,部位への皮膚感覚が鋭敏になり,感情を好ましい方向へと変化させ,自己効力感を増加させていたが,重量の増加は見られなかった.
東京体育学研究2005年度報告