成長期野球選手の連続投球が投球動作時の体幹,肩関節角度に与える変化
第2回日本スポーツ理学療法学会
本研究は成長期野球選手の連続投球が、投球動作時の体幹、肩関節角度に与える変化を明らかにすることを目的とした。 非投球側足部接地時の体幹回旋角度及び体幹最大回旋角度は、連続投球後において39.8°及び55.2°であり、連続投球前の31.3°及び46.2°に比べて有意に増大した。連続投球後の球速と非投球側足部接地時の肩関節外旋角度、水平外転角度及び肩関節最大外旋角度、最大水平外転角度は、連続投球前に比べて有意な変化を示さなかった。