腰痛既往患者に対する腰痛再発リスクの検討 体幹側腹筋群の形態学的特徴に着目して
第58回東日本整形災害外科学会学術集会
本研究は腰痛既往の有無における利き手、非利き手側体幹側腹筋の形態学的特徴を知り、腰痛再発リスクを調査することを目的とした。腰痛既往有り群の利き手側、非利き手側共に体幹側腹筋全体に対するTrAの割合が有意に小さかった。また腰痛既往有り群の非利き手側EOが既往なし群の非利き手側EOより有意に厚く、腰痛既往なし群の利き手側、非利き手側EOにも差が見られた。その他各筋、両群、利き手側、非利き手側に差はなかった。