第1報では、東京2020大会のレガシーとして、「ソフトパラフェンシング」を開発し、その普及の為に、「日本ソフトパラフェンシング協会」を設立、公認審判員の資格認定や体験会等を実施していることを紹介した。第2報では、半年間の活動の成果として、第1報における今後の課題を第2報の研究目的に設定し、以下の成果があったと報告した。「体験会・審判講習を通じて、ポストパラボラ世代の育成が進んでいる(5/13時点で171名)」「帝京平成大学では、パラスポーツサポートサークルが部に昇格した」「依頼による大口の審判講習(青森県他)や体験会の実績を積み上げていく」「パラスポーツフェスタちばの体験ブースが決まるなど自治体への認知度がアップした」「中級パラスポーツ指導員を目指す、池袋キャンパスの学生の育成も進んでいる」。今後は、主催事業の実施、学校現場(小学校・特別支援学校)での普及活動、高齢者施設での普及活動に力を注いでいきたい。最後に、単に事業を展開するというよりも、ソフトパラフェンシングに込めた思想を広めたいという点を強調した。