救急救命士の行う静脈路確保における穿刺部皮膚温の意義(原著論文)
救急救命士が実施する静脈路確保における穿刺部皮膚温と実施結果との関係 を検討した。 穿刺部皮膚温が高温群では,低温群に比し穿刺静脈の太さ, 視認性,触知性いずれも高く,IVA 所要時間は有意に短かった。 IVA 実施救急救命士の経験年数は高温群が有意に短かったものの,成功率は高い傾向にあった。
日救急医会関東誌