精神科ソーシャルワークにおける「かかわり」形成のプロセス(修士論文)
精神科ソーシャルワークでは,クライエントとの「かかわり」が経験知として伝えられてきた.本研究では,ベテランPSW10名に半構造化インタビューを行い,そのデータを経験知の再編成に有効なM-GTA を用いて,分析した.クライエントと「出会い」,彼らに「想いを馳せる」ようになったPSWは,彼らと「体験を共有する」により,「本音の関係」を構築し,その関係を通して「想いを共有する」という結果が導き出された.
上智大学修士学位論文