「精神障害(者)とセーフティ・ネットに関する考察」〔査読付)
現代社会においては、10年以上連続3万人超の自殺者数の推移や労災認定における精神疾患罹患者数の多さなど、精神疾患や精神障害が国民生活に与える影響の大きさもさまざま明らかになる中、メンタルヘルス領域におけるセーフティ・ネットの編み直しが求められている。セーフティ・ネットは、救済のための安全網と同時にチャレンジするようなリスキーな状況への保険機能もある。精神障害者の置かれた状況を中心に記述したもの。
ソーシャルワーク研究 (Vol.34 №3)ソーシャルワーク研究所編/株式会社相川書房