真に多様な働き方が実現できる社会づくりに向けて
精神医療2018no.91 批評社
<特集>「働くことの意義と支援を問う」における巻頭言 2018年度から精神障害者も障害者雇用率の母数に算定されることとなった。また障害者自立支援法施行以降、精神障害者の就労や雇用者数は上昇している。一方で定着には課題がある。そのような現状に対して、いかなる支援を提供できるのかを考える。しかし2017年に多数の障害者が解雇されるという就労継続A型事業所の事件を受け、構造的な背景も視野に論じる機会とした。目指すはディーセントワークの実現である。