律動的自転車運動が音列の潜在・顕在的統計学習に及ぼす影響

日本柔道整復師会第36回東京学術集会

運動器疾患の主訴は感覚神経系と運動神経系の訴えが多い。感覚神経と運動神経の相互関係を明らかにすることは運動器疾患の症状引き起こす要因を理解するうえで重要である。

先行研究において統計学習は、ヒトの最も根本的な領域一般的学習メカニズムの一つであり、我々の日常生活における様々な情報を処理するために重要なメカニズムであると示唆されている。また、歩行や自転車などの律動的運動を我々は無意識に行っている。つまり、我々は自動処理システムである律動的運動と統計学習を同時に、さらに統計学習は潜在的・顕在的にも行って