領域「表現」におけるリズム楽器活動のあり方
教師主導型の楽器指導では、技術的な訓練が幼児の欲求に先立って存在しており、幼児の主体性や創造性を育むことができないばかりか音楽に対して消極的な感情を持つ可能性があった。幼児主体型で自らの内的欲求に基づいて活動を行った場合は、幼児は音楽的な要素を主体的に獲得し、楽器が自己表現の音楽創造ツールになっていることが明らかになった。
樹下道ー家政学専攻研究第3号