幼児の楽器コーナーにおける楽器とのかかわり方ー3歳児クラスの実践よりー
保育室に楽器コーナーを設置し、3歳児の楽器との関わり方の変容を明らかにすることを目的とした。その結果、幼児は初めは個々人で楽器や音を探索していたが、次第に友だちと一緒に楽器を鳴らすようになった。幼児は複数の楽器で自分のイメージする音の重なりを表現するようになり、相手の楽器により自分の楽器を選択するようになった。
帝京平成大学紀要第29巻