幼保小接続における幼児期終わりの音楽教育を考えるー協同的な合奏づくりの事例と市販の合奏譜との比較よりー(学会発表)
日本保育学会第69回大会論文集
保育園における5歳児の協同的な合奏への取り組みを取り上げ、幼児が友だちと協同してつくり上げた合奏と市販の合奏譜との比較検討を行った。その結果、市販の楽譜は、全曲を通して1パート1リズムで構成されていることが多いが、幼児がつくった合奏は、楽器や奏法が組み合わされ、各パートにリズムの多様性があった。幼児がつくったものの方が、表現豊かであるといえるだろう。