ネガティブ状況下における否定的自動思考――その内容と生起頻度が抑うつに与える影響―― (査読付)
「ネガティブな状況で不随意的に生起する思考」とされる否定的自動思考を自由記述法により収集し,それを基に,日本人にとって再生しやすい否定的自動思考の生起傾向について,期間を限定しない方式で測定する尺度を作成した。その結果,4因子,全48項目からなる内的整合性の高い尺度であることが示された。
宇都宮大学教育学部紀要