その他の研究業績等

基本情報

氏名 島津 直実
氏名(カナ) シマヅ ナオミ
氏名(英語) Naomi Shimazu
所属 健康メディカル学部 心理学科
職名 講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

反応スタイル,受容と抑うつの媒介モデル

単著・共著の別

共著

発行又は発表の年月

202308

発表学会等の名称

アメリカ心理学会(APA)

概要

4週間の間隔をおいて①日本語改訂版反応スタイル尺度(日本語版RSS-R;島津, 2005)と②自己評価式抑うつ性尺度(SDS): Zung(1965)の日本語版(福田・小林,1973)を大学生に対して実施した。T2の抑うつを従属変数とし,T1の各反応スタイルを独立変数とした重回帰分析を実施した。その結果,否定的考え込み反応を多くする人ほど,4週間後の抑うつの程度が高いことが示された。また,回避的気そらし反応と問題解決的考え込み反応を多くする人ほど,4週間後の抑うつの程度が低いことが示された。考え込み反応および気そらし反応のそれぞれ2因子は,抑うつの程度に異なる影響を及ぼすことが明らかになったことから,反応スタイルを複数の因子で捉える必要性が示唆された。