Mindfulness-based抑うつ低減プログラムの効果に関わる要素
日本心理学会第79回大会
マインドフルネス技法の習得にあたり,一定の期間の実習および各自の実習状況に応じた経験者からのアドバイスが重要とされている。本研究では,こうした点を満たす効果研究として,プログラム実施および効果査定を行った。大学生を対象としたマインドフルネス瞑想を中核とする抑うつ低減プログラムにおいては,対人関係での相手の様子や身体の変化に気づきを向けることができるようになればなるほど,うつ状態が緩和される可能性が示唆された。