(学会発表)集団災害対応訓練で日本の救急救命士が受けた国際評価と課題-Rally Rejviz2016における集団災害想定より-
第22回日本集団災害医学会総会・学術集会
海外で行われた救急医療のシミュレーションコンペティションでの集団災害シナリオについて、各国の結果と比較して考察した。当チームは参加19チーム中15位の評価を受けた。項目別の審査では,災害の概要や活動の報告,多隊との連携で上位チームと差がついた。英語圏のチームであっても,我がチームと同等の評価を受けたチームあった。この得点と順位は語学によるものではなく,活動による結果であると考えられ,集団災害に対する組織的活動能力の向上が必要である。