化学療法の可否からみた切除不能進行・再発がんによる消化管閉塞に対する緩和的手術の検討(査読付)
【目的】切除不能進行・再発がんによる消化管閉塞患者に対して施行した緩和的手術を術後化学療法施行の可否から検討した.【対象・方法】がん性消化管閉塞に対する症状緩和を目的とした手術を施行した35例を対象とし,術後化学療法を施行しえた26例を化学療法群(chemotherapy群;C群),施行しえなかった9例を非化学療法群(non-chemotherapy群;NC群)として,術前因子
日本外科系連合学会雑誌35巻6号838-843