乳頭部癌におけるX線額的臨床病理学的研究:胆管X線像と癌占拠部位・浸潤範囲ならびに予後を中心とした検討
【学位論文】乳頭部癌48例を対象に胆道癌外科取扱い規約に準じ、肉眼型と予後、占拠部位・浸潤範囲と予後、胆管X線像と予後との関係について検索した。この結果、露出腫瘤型の予後が最も良好で、非露出腫瘤型ならびに腫瘤潰瘍型の予後がそれに続くが、潰瘍腫瘤型、潰瘍型の予後は極めて不良であった。癌占拠部位・浸潤範囲と予後の検討では、AdやAcと1区域に限定するもの、Ad・Acと十二指腸面に伸
東京女子医科大学雑誌51(12):2049-2057,1981