セッティングズ・アプローチによる介護福祉士の活動の場の可能性-施設中心から生活者中心へ
本研究は、介護福祉資格所得者の活動の場が、障害がある人や老人が暮らす施設、あるいは一部の在宅サービスを提供する機関のみに限定されていることを問題として捉えつつ、介護福祉士養成校における学生が主体的に取り組んでいけることを志向した、新たな介護福祉士の活動の場の可能性について考察した。その際に、WHOによるヘルスプロモーションに関するオタワ憲章の中の、セッティングズ・アプローチに依拠しながら検討した。
東海女子短期大学紀要