（学会報告）From the Establishment to the Abolition of the Vocational Support Center for the Disabled; Studying the deliberation of the Act on the Promotion of Employment for People with Disabilities

36th Annual Conference Pacific Rim Conference on Disability and Diversity

日本では以前、障害者雇用支援センターという障害がある人の一般就労を支援する機関があった。この機関は1994年に創設され、2008年に廃止された。多くの機関は、就労移行支援事業にその役割が移行された。現在、就労移行支援事業は一定の成果が報告されている。一方、一般就労への移行の実績ゼロである事業所が約３割を占める実態が続いている。そこで本研究では、障害者雇用支援センターの変遷に焦点を当て、その役割を整理し、障害がある人の一般就労の支援について検討することを目的とする。