(学会報告)ヘルスプロモーションに基づく交通バリアフリー整備構想の推進のための事例分析
日本ヘルスプロモーション学会第11回学術大会
本研究では、A自治体における交通バリアフリー整備構想(以下、「整備構想」という)の更なる推進のための材料を得るために、ヘルスプロモーションの視点から整備構想の実践事例を中心に内容分析を行うことを目的とする。意識のバリアフリーへの転換、そのための「唱道」、誰まで巻き込むのかという「パートナー」関係や「同盟形成」の構築、意識のバリアフリーと物理的バリアフリーとの統合に関する議論が、ヘルスプロモーションの視点から活動を活性化させていくポイントであることが示唆された。