(学会報告)高齢者のQOL(WHOQOL-26)と運動能力との関連一地域での健康診断の結果から(予備調査)
第10回日本健康教育学会(神戸大学発達科学部)
本研究は、群馬県内の一町における65歳以上の健康診断を受診した男女を対象とした。健康診断による受診結果、及び質問紙調査、並びに運動能力テストにより、高齢者のQOL(WHO-QOL26)と運動習慣や運動能力との関連を検討した。その結果、運動習慣のある者においてQOLが高い傾向があった。また歩行速度の速い者が遅い者よりもQOLが高かった。このことから運動能力、特に歩行能力が高齢者のQOLと関連していることが示唆された。 共同研究者:杉田秀二郎、森川洋、東郷史治ら他3名 共同研究につき本人担当部