日本人中高年者の体格,体組成および体型の年代別比較
中高年161名を対象に生体計測を行い,体格,体組成および体型に関して年齢別の特徴を明らかにしようとした.腹囲と腰囲は女性において,年齢とともに増加傾向が見られた.WHR(腹囲/腰囲)は、男性においては55~69歳までは増加するが、その後低下する傾向を示したのに対し、女性では加齢に伴い増加する傾向が見られ,70歳以上では腹部型肥満の境界値である0.8を上回る0.87という高値を示した.
姿かたち研究,5