短期集中型の総合的健康教育が脂質及び免疫系の血液性状に及ぼす影響について
温泉入浴,規則正しい生活,十分な睡眠そして適度な運動が,短期集中という条件下であっても効果的であるのか否かを明らかにするために大学生を対象に行われた.免疫力の指標であるNK細胞活性は合宿終了後も増加する傾向が観察された.また,心理的状況(POMS)は合宿期間を通じて良好な経過が確認された.これらのことから,適度な運動,リラックスできる環境,十分な睡眠などが複合的な効果をもたらしたと考えられる.
学習院大学計算機センター年報,27