ラグビー部に所属する男子高校生における足趾筋力と走力の関係
日本体育・スポーツ・健康学会 日本体育・スポーツ・健康学会第71回大会,オンライン開催
ジュニア期のラグビー選手の足趾筋力を測定するとともに走力を測定し,体重当たりの相対的な足趾筋力と走力の間の関係性を明らかにした.体重当たりの相対的な足趾筋力と走力の関係では,10m走のタイムと右足第1趾および第2趾の間に有意な相関関係がみられた.また10m1往復半走のタイムと右足第4趾,第5趾,そして左足第1趾,第4趾よび第5趾の間に有意な相関関係が認められた。これらのことから、走行能力発揮のためには体重に見合った足趾筋力が必要であることが明らかになった.