中学校におけるいじめ抑止を目的とした心理教育的プログラムの開発とその効果の検討
本研究では中学生を対象としたいじめの抑止を目的とする心理教育的プログラムを開発し、その効果の検討を行った。事前・事後分析の結果、いじめの抑止のためにはいじめ否定規範の高い生徒にはいじめに介入するためのスキルの学習が、いじめ否定規範の低い生徒にはスキルの学習と同時にいじめ否定規範を高める指導・支援を行うことが有効である可能性が示された。
教育心理学研究