血管内皮細胞での炎症応答に対する植物精油の抑制作用の検討
丸山 奈保、上野 匡、安部 茂精油の炎症に対する作用特性を明らかにするため、花粉症などⅠ型アレルギーの素過程として、刺激によるヒト臍帯静脈内皮細胞からの一酸化窒素産生に対して、精油の抑制効果を検討した。6種の精油の抑制作用を比較したところ、ティートリー精油とレモングラス精油は抑制作用が強く、ゼラニウム精油、ラベンダー精油と続き、カモミール精油とユーカリ精油では有意な抑制は示されなかった。
日本アロマテラピー学雑誌