化学療法中の味覚変化と栄養摂取の傾向
第29回日本乳癌学会学術総会
癌化学療法中の味覚変化に伴って治療中は栄養摂取量の減少や血清アルブミン値の低下がみられた。特に塩味の味覚低下群が血清アルブミン値の低下、エネルギー摂取量の低下が大きかった。化学療法終了後はエネルギー摂取量、血清アルブミン値は治療前の数値まで戻る傾向がみられた。