要支援高齢者の運動機能増進に役立つケアプログラムの検討― 生活習慣記録機データのフィードバックを用いた運動指導の効果 ―
通所介護施設の高齢者が自立した生活を継続するために必要な運動能力を維持・増進できるケアプログラムの作成を目的に研究を行った。転倒歴のある60名を2群に分け、対照群には通常ケアプログラムを、介入群には運動機能増進ケアプログラムを、週1回・3時間・12週間連続して実施した。介入群は対照群よりも有意に高値を示した.介入群にみられた運動量増加,運動の習慣化は運動機能増進ケアプログラムよるものと示唆された。
日本柔道接骨医学会