学生指導に活かしたいカウンセリングの視点
保育や福祉の分野には、しばしば臨床心理的な意味でクライエントとしての要素を持った学生が存在する。そのような学生を専門職養成カリキュラムの枠組みの中で指導することには、常に困難がつきまとう。そこで、例えば実習指導のような教育実践の中に、このような学生たちの心理的ニーズに対応したカウンセリングの視点を導入する可能性を考察した。具体的には、REBT(論理療法)に着目し、その導入効果を
学校法人川口学園教育研究誌「教育研究」第21号