保育現場におけるソーシャルワーク実践の人的基盤 -専門職養成の課題を考える-
現代の保育士には、乳幼児ケアの知識・技術だけでなく、地域、家庭を含む生活環境の改善に向けた相談援助の能力が求められているため、その力量を養う教育カリキュラムのあり方を提案した。特に、保育士の養成カリキュラムに社会福祉援助技術者としての知識と実践力を培う科目を取り入れること、またカウンセラーとしての知識と基礎技術を教育内容に取り入れることによって、より高度な実践力を持った保育士の
学校法人川口学園教育研究誌「教育研究」第20号