研究発表 「少子時代と孝」 -福祉教育の立場からの考察-
第25回東北アジア老人福祉大会
平成12年11月10日 少子高齢社会対策として義務教育や高等教育においてボランティア活動や現場体験実習等が奨励されているが、古い道徳観念を植え付けることの限界と、こうした活動が福祉現場にもたらす影響を整理・考察した。特に社会福祉施設においては、実習やボランティア活動の受け入れが過剰負担となっていること、道徳教育を安易に福祉現場に委ねる方法では、学校や家庭の教育力の向上という課題が放置されていることを問題提起した。