【原著論文・査読あり】「精神障害者を対象とした競技性スポーツにおける実施・普及モデルの構築~当事者スポーツ選手へのインタビュー調査を通じて~」
精神障害を持ち当事者スポーツ選手にとって、競技性スポーツは競技性・向上心だけではなく社会的統合へと向かう社会的リハビリテーションとしての機能が示唆された。選手たちはレクリエーションとしてスポーツを始めるが、そこに競技性スポーツが加わることで重層的な目的が加わり、その過程でエンパワメントされ社会的統合へと向かっていくと考えられる。
スポーツ精神医学